「レディー・ガガは悪魔だ」イスラム強硬派、公演中止求めデモ

[ 2012年5月25日 17:49 ]

 米人気歌手レディー・ガガが6月3日にインドネシアで予定しているコンサートがイスラム強硬派の反発で中止の危機に陥っている問題で、イスラム防衛戦線など強硬派団体が25日、首都ジャカルタで金曜礼拝後、中止を求めてデモを行った。

 国家警察は今月「公演の開催許可は出さない」と表明したが、政府高官らが再考を求めたため、あらためて許可を出すかどうか検討中。公演日が迫る中、警察の判断が注目されている。

 首都中心部で行われたデモには250人前後が参加。「レディー・ガガは悪魔だ。公演は断固として阻止する」などと訴え、拳を突き上げた。

 世界最多のイスラム教徒が住むインドネシアでは近年、一部のイスラム強硬派の排他的言動が目立ち、今回もイスラム防衛戦線は公演会場を占拠するなど実力行使を辞さない構えを示している。

 イスラム防衛戦線はイスラム法導入を目的に1998年に設立。異端とされるイスラム教少数派への暴行やナイトクラブ襲撃などの事件を起こした。ガガについては、肌を露出した衣装や歌詞を問題視し「不道徳で、子どもに悪影響を与える」と主張している。

 スヤント調整相(政治・治安)は24日「民主国家ではいかなる脅しもあってはならない」と述べ、警察に開催の可否を再考するよう求めていた。(共同)

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