雪村いづみ「心の中に永遠に」半世紀以上お世話に

[ 2012年5月23日 06:00 ]

弔問に訪れた雪村いづみ

長良じゅんさん本葬

 歌手の雪村いづみ(75)は長良さんの突然の死に「まだ信じられません。理解できません」と喪失感の大きさをうかがわせた。

 長良さんは1958年(昭33)、当時大手だった芸能プロ「木倉事務所」に入社。すぐに雪村の担当マネジャーに起用された。親交はそれから半世紀以上。「あんなにお世話になった人はいません」の言葉に実感がこもった。「しょっちゅう会っては一緒にお茶を飲んでました。日にちは覚えていませんが、最後に会った時もあのすてきな笑顔で笑ってましたよ」としみじみ。「お別れの言葉なんかはないんです。だって、私の心の中に永遠に生きてますから」と何度も手で胸を撫でながら自らに言い聞かせていた。

続きを表示

2012年5月23日のニュース