小林幸子 解任社長が構想していた 幻の紅白衣装案は「メガツリー」

[ 2012年5月23日 06:00 ]

スカイツリーの衣装構想があった小林幸子

東京スカイツリー開業

 事務所幹部解任騒動の渦中にある演歌歌手の小林幸子(58)が、今年のNHK紅白歌合戦の豪華衣装を「東京スカイツリー」にする構想があったことが22日、分かった。

 近年“メガ志向”を打ち出していた小林にとって世界一の“メガツリー”は打ってつけ。元社長は「天望デッキに小林の顔を置き、紅白史上最高の高さまでせり上がりたかった」と話している。

 09年の「メガ幸子」、昨年の「メガ獅子」に続く巨大衣装のプランに“メガ幸子ツリー”があった。

 元社長は恒例の紅白衣装の候補の一つとして、スカイツリーをテーマにした構想を練っており、関係者にも打ち明けていた。東日本大震災の復興からの象徴でもあるツリーを衣装にすることで「被災地の方々や多くの人たちを勇気づけ、来年のデビュー50周年につなげられれば」と考えていたという。

 しかし、今年に入って小林の夫で医療関連会社社長の林明男氏(50)と紅白の衣装をめぐって対立。4月に解任されたことで、元社長が描いた“幸子ツリー構想”は立ち消えになった。

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2012年5月23日のニュース