ラルク “米音楽の聖地”で日本人初の単独公演!

[ 2012年3月27日 06:00 ]

マディソンスクエアガーデンで熱唱するhyde

 ロックバンド「ラルク アン シエル」が25日(日本時間26日)、米ニューヨークのマディソンスクエアガーデン(MSG)で日本人初の単独公演を行った。結成20年記念の世界ツアーのNY公演として、“米音楽の聖地”で19曲を熱演。ボーカルのhyde(年齢非公表)は「日本の旗を持って臨んだような気分だった」と誇らしげに語った。

 130分間の“戦い”だった。関係者によると約1万2000人のうち9割が現地ファン。その中で、「CHASE」「キス・キス・キス」の2曲を英語バージョンで初披露するなど19曲を熱演。MCでは「We are the first Japanese band on this stage.It’s an honor to be here(日本のバンドで初めてこの場所で公演できて光栄)」とあいさつした。

 MSGはローリングストーンズ、ジョン・レノンら世界的ミュージシャンが名を刻んだ“聖地”。20年以上のキャリアを重ねたメンバーにとっても大きな挑戦だった。3年前から水面下で画策。当初はMSG内にある約5000人収容の会場を予定していたが、チケットが即完売し、「チャレンジした方がいいと思った」(tetsuya)と約2万人収容のアリーナへ切り替えた。会場にはニューヨークタイムズなど報道陣70社100人が集まるなど現地でも大きな注目を浴びた。

 hydeは「試験を終えた感じ」と安どの表情。公演中に4人がつけていたイヤモニターの音がブチブチと途切れる音響トラブルにも見舞われたが「これまで一緒にやってきたメンバー、スタッフがいたから(ファンの前では)何事もなく終えられた。もっと感傷的にライブに入り込みたかったから80点かな」。

 世界ツアーは5月末までにロンドン、パリ、米ハワイを回る。同26、27日には東京・国立競技場での凱旋ライブも行う。リーダーのtetsuyaは「課題もあった。負けたわけじゃないが、引き分けた」と明かし「もう一度と言わず、もっとやりたい」と“再戦”も視野に入れていた。

 ≪映画館生中継に総立ち≫日本では全国29の映画館などで午前9時から生中継され、約1万5000人が雄姿を見守った。東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズなどでは開演と同時に詰めかけたファンが総立ちに。札幌市のディノスシネマズ札幌劇場ではMSGの客席に合わせてウエーブが起きた。

 ≪NYのファンも興奮≫現地のファンは興奮冷めやらぬ様子だった。22歳の女性会社員は「6、7年前に友達から教えてもらったの。ずっとニューヨークに来るのを楽しみにしてたわ」と喜びを爆発させた。ブラジルから来た29歳の男性銀行員はアニメ主題歌がきっかけでファンになったといい「地元には日系人の友達が多いから、日本の音楽になじみがあるんだ」と親指を立ててベリーグッドのポーズを見せた。

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