五木ひろし&西川きよし 4・9NGKで漫才披露へ

[ 2012年3月24日 09:00 ]

 歌手の五木ひろし(64)とお笑いタレントの西川きよし(65)がコンビ「ひろし・きよし」を結成し、4月9日に大阪・なんばグランド花月(NGK)で漫才を披露することになった。吉本興業が23日、発表した。昨年7月に漫才に初挑戦した2人だが“笑いの殿堂”NGKでは初めて。五木は「お客様に楽しんでいただければ」と意気込んでいる。

 演歌界とお笑い界を代表するビッグな2人が、初めて本格的な漫才に挑戦する。

 今年4月に創業100周年を迎える吉本興業特別公演の「スペシャルコラボ企画」第1弾のゲストとして五木の出演が決定。漫才のほか、きよしの妻ヘレン(65)とのデュエットや歌謡ショーなど約30分のステージを務めることになり「歌はもちろん、楽しいトークやデュエットも楽しんでいただければ幸いです」とアピールした。

 五木は約40年前、きよしが横山やすしさんと司会をしていたABCテレビ「シャボン玉プレゼント」で知り合って以来、家族ぐるみの付き合い。きよしから「吉本100周年に花を添えていただけませんか」とオファーを受け「喜んで出演させていただきます」と快諾した。願いがかなったきよしは「漫才もしっかりやらせていただこうと思っています」と気合十分。ヘレンは「今から、胸がドキドキしています。毎晩のようにカラオケに行って練習します」と意気込みを語った。

 五木ときよしは、昨年7月にNHK大阪ホールで開かれたチャリティーコンサートでも漫才を披露。ただ、当時はコンビ名は決めておらず、掛け合いに近いネタだった。今回はNGKということもあり、コンビ名を正式に決定。漫才作家が書いた10~15分ほどの本格的なもので「やすきよ」を連想させる2人がお互いに、ボケたりツッコミを入れたりする漫才を展開するという。

 かたや大きく、かたや細い。対照的な目に特徴のある異色コンビが、吉本100周年の“目玉”の一つになりそうだ。

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2012年3月24日のニュース