被災者も元気に…裕次郎さん「黒部の太陽」44年ぶり上映

[ 2012年3月24日 06:00 ]

舞台あいさつする渡哲也(左)と石原まき子

 「裕次郎の夢~全国縦断チャリティ上映会~プレミア上映」が23日、都内で行われ、故石原裕次郎さんの主演映画「黒部の太陽」が44年ぶりにスクリーン上映された。

 今後、全国150カ所でチャリティー上映会が開催され、チケットの売り上げが東日本大震災の被災地への義援金として寄付される。

 舞台あいさつには、裕次郎さんの妻で同上映会実行委員長のまき子さん(78)、俳優の渡哲也(70)らが出席。10日前に44年ぶりに同作を見て涙したというまき子さんは「東日本の皆さまがたに、少しでもお役に立ちますよう、成功させたいと思います」とあいさつした。上映会には、昨年4月に石原プロモーションが炊きだしを行った宮城県石巻市の市民約30人を招待。渡と再会を果たした志摩妙子さん(80)は「元気が湧いてきた」と笑顔を見せていた。

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2012年3月24日のニュース