霧矢大夢&蒼乃夕妃 お別れパレードに4500人

[ 2012年3月6日 13:38 ]

ラスト公演を終え愛犬のフィンチを抱っこしながら宝塚歌劇場を後にする霧矢大夢

 4月22日の東京公演千秋楽で宝塚歌劇団を退団する月組トップコンビ、霧矢大夢(きりや・ひろむ)蒼乃夕妃(あおの・ゆき)が5日、本拠地の宝塚大劇場でラストステージを迎えた。サヨナラショーに続く花の道パレードには小雨の中、約4500人が宝塚きっての実力派コンビに別れのエールを送った。

 サヨナラショーはコンビの代表作「ジプシー男爵」プロローグのデュエットダンスの再現からスタート。霧矢は新人公演で主演した「ノバ・ボサノバ」の「シナーマン」を圧倒的な迫力で歌ってムードは最高潮。蒼乃とは「スカーレット・ピンパーネル」をデュエット。

 緑のはかま姿に着替えての最後のあいさつは蒼乃が「大きな心で受け止めてくださった霧矢さんには感謝の言葉もありません」と涙で声を詰まらせたが、霧矢は「今、新しい夢に出発する勇気が湧きました」と笑顔できっぱり。霧矢は終了後に会見。新しい夢について「探す旅に出る心構えができただけ。まだ何も」と話した。東京公演は23日から開幕する。

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2012年3月6日のニュース