仁科亜季子ら家族にみとられ…岩井半四郎さん死去

[ 2011年12月26日 06:00 ]

死去した岩井半四郎さん(歌舞伎俳優)

 歌舞伎俳優で舞踊家の岩井半四郎(いわい・はんしろう、本名仁科周芳=にしな・ただよし)さんが25日午前0時46分、多臓器不全のため東京都内の病院で死去した。84歳。東京都出身。

 関係者によると、次女で女優の仁科亜季子(58)ら家族にみとられながら息を引き取った。孫で俳優の仁科克基(29)、タレントの仁科仁美(27)も病院に駆けつけたが、最期をみとることができなかったという。

 昨年3月には、妻で元女優の月城彰子さんが死去。両親を相次いで亡くした亜季子は、関係者によると「相当なショック状態」という。マスコミに対応できる状態ではなく、28日の通夜会場で克基らとともにコメントする意向という。

 岩井さんは1927年(昭2)8月8日、日本舞踊の初代花柳壽太郎の長男として誕生。39年、二代目市川猿之助に入門し歌舞伎界入り。二代目市川笑猿を名乗った。51年10月、歌舞伎座での公演で十代目岩井半四郎を襲名した。敵役や道化役、若衆役など幅広い芸域で知られ、貴重な脇役として活躍した。

 黒澤明監督の「虎の尾を踏む男達」など映画にも積極的に出演。NHK大河ドラマ「源義経」(66年)、「勝海舟」(74年)などテレビにも出演した。日舞の岩井流宗家としても弟子たちをまとめた。亜季子と俳優・松方弘樹(69)の結婚、離婚問題では、たびたびメディアに登場。お茶の間に広く顔を知られた。「筋無力症友の会協力会」の会長を務めるなど、ボランティア活動にも力を入れた。

 97年1月、国立劇場での「壇浦兜軍記」に出演後、体調を崩した。以後、歌舞伎の舞台からは遠ざかったが、岩井流の舞踊会には顔を見せていたという。

◇岩井半四郎さん葬儀日程
【通夜】28日(水)午後6時
【葬儀・告別式】29日(木)正午
【場所】 築地本願寺第二伝道会館=東京都中央区築地3の15の1=(電)03(3541)1131
【喪主】長男仁科周興(にしな・ただおき)氏
【葬儀委員長】迫本淳一氏(松竹社長)

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