終始安定していた「妖怪人間ベム」 最終回14・5%

[ 2011年12月26日 10:08 ]

日本テレビ系連続ドラマ「妖怪人間ベム」の出演した杏(左)と鈴木福

 人気アイドルグループ「KAT―TUN」の亀梨和也(25)主演の日本テレビ系連続ドラマ「妖怪人間ベム」(土曜後9・00)の最終回が24日に放送され、平均視聴率が14・5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが26日、分かった。

 初回に18・9%の好スタートを切った同作はその後も多少の下落はあったものの、全体的には安定した数字を残していた。全話の平均でも15・6%を記録した。

 同作は68年10月から69年3月までフジテレビで放送され、最高視聴率は20%超(関東地区、ビデオリサーチ)を記録したテレビアニメの実写ドラマ化。正義の心を持った妖怪人間のベム、ベラ、ベロが「人間になりたい!」と願い、人間のために悪と闘う“闇のヒーロー”物語で、妖怪人間のベムを亀梨が、女性の姿をしたベラを杏(25)が、子供姿のベロを鈴木福(7)がそれぞれ演じた。ドラマ版の舞台は現代となる。共演は、柄本明(62)、北村一輝(42)ら。

 最終回は、人間になる方法は名前の無い男(柄本)と合体し、「悪の心」を取り込むことだと知ったベム(亀梨)たちは、それでも人間になりたいのかと思い悩んだ。自分たちがなりたかった人間とは何かということを改めて考え直した。そして、人間を助けるための最後の戦いが始まる…という展開だった。

 前クール(7~9月期)の同枠ドラマ「ドン★キホーテ」(松田翔太主演)は全話平均で12・8%だった。

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2011年12月26日のニュース