厳しい…鈴木京香「受け入れるのが愛し方」

[ 2011年9月15日 07:09 ]

舞台挨拶を行った(左から)ヌル・エルフィラ・ロイ、長谷川博己、鈴木京香、黒崎博監督

 鈴木京香(43)主演の映画「セカンドバージン」(監督黒崎博)が23日の日本公開を前に、マレーシアの首都クアラルンプールで開催中の「日本映画祭」で上映された。

 性表現に対する規制が厳しいイスラム文化圏。マレーシアは人口の6割がイスラム教徒で性的行為や性表現に対する厳しい規制がある。未婚の男女が密室に一緒にいるだけで罰せられ、一夫多妻が認められる一方で不倫には刑罰が科せられるケースもある。今回は「バージン」の単語も使用を控えるよう検閲が入り、作品名は「セカンドチャンス」に変更された。

 鈴木は「いろんな文化、考え方の違いがある。自分の思いを押しつけるのでなく(状況を)受け入れるのが、るい(劇中の役名)の愛し方」と受け止めた。今回の役から得たことも多く「セカンドどころじゃない、たくさんいただいた新しい大きなチャンスの一つなのかも」と話している。

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2011年9月15日のニュース