繁昌亭5周年 桂三枝ら記念式典 鶴瓶らも高座に

[ 2011年9月15日 11:08 ]

 上方落語の定席「天満天神繁昌亭」(大阪市北区)が15日、開場5周年を迎え、記念式典が開かれた。上方落語協会会長の桂三枝は「皆さまのおかげで丸5年を迎えられた。6、7年目へ一生懸命頑張ると誓いたい。熱い声援をいただきたい」とあいさつした。

 玄関前での式典では、鏡開きの後、にぎやかに太鼓と笛が奏でられる中で約100人の来場者に祝い酒が振る舞われた。

 この日の特別公演では、「勧進帳」をもとにした爆笑歌舞伎「滑稽安宅の関」を三枝や月亭八方らが熱演。林家染丸、笑福亭鶴瓶らが高座にのぼる豪華な顔ぶれとなった。

 繁昌亭は、大阪で約60年ぶりの落語定席として2006年9月に開場。以来、約75万人が入場し、上方落語を象徴する場として人気を集める。

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2011年9月15日のニュース