なでしこ 視聴率でザックJAPANに“完勝”

[ 2011年9月6日 06:00 ]

 NHKが3日に中継したサッカー女子ロンドン五輪アジア最終予選「日本―韓国」の後半(後8・59~10・00)の平均視聴率は29・0%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)だった。一方、日本テレビが2日に中継した男子のW杯アジア3次予選「日本―北朝鮮」は24・3%。同じゴールデン帯の中継で、なでしこがザックJAPANを上回った。

 フジテレビが中継した7月の女子W杯ドイツ大会決勝「日本―米国」の平均視聴率は早朝帯にもかかわらず16・9%。3日はゴールデンと好条件だったものの、なでしこ史上最高を記録。瞬間最高は午後9時51~52分の33・4%で、試合終了のホイッスルが鳴り2連勝が決まった瞬間だった。

 スポーツ中継全体でも世界陸上やボクシング亀田興毅のタイトル戦に圧勝。タイ戦で温存されたエース沢穂希(32)が先発出場したこと、1点先制も追いつかれる緊迫の展開に視聴者がくぎ付けになったようだ。

 なでしこは5日のオーストラリア戦も勝利し、3連勝で五輪出場へ大きく前進。視聴率もさらに上昇したか注目だ。

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2011年9月6日のニュース