松たか子が悪女に…西川監督「何を考えているか分からない」

[ 2011年8月16日 06:00 ]

映画「夢売るふたり」で主演する、松たか子

 女優松たか子(34)が初めて悪女を演じる。映画「夢売るふたり」で、今春にフジテレビ「マルモのおきて」で高視聴率をたたき出した俳優阿部サダヲ(41)と初共演。阿部演じる夫に結婚詐欺をさせる悪妻役だ。メガホンを取るのは「ゆれる」をカンヌ国際映画祭の監督週間に正式出品するなど国際的にも評価されている西川美和監督。来年秋公開予定。

 かつて「結婚したい有名人ランキング」で1位になり、結婚後は「ヴィヨンの妻」などで献身的な妻役を演じてきた松が、夫に結婚詐欺をさせる悪妻役でキャスティングされた。西川監督は「無垢(むく)な真珠のようなのに、何を考えているか分からない。品の良さとギャップがある悪役をやった方が絶対面白い」と、起用を決めたという。

 物語は、西川監督が書き下ろしたオリジナル。営んでいた小料理店を火災で失った夫婦が、店を再建させるため結婚詐欺に手を染めるという設定。妻が、ターゲットとなる女性を探し出して計画し、夫が実行していくというストーリー展開で、道を踏み外した夫婦がたどり着く先とともに、夫婦とは一体何なのかというテーマを描き出す。撮影は今月20日から入る予定だ。

 松は新鮮な役どころにヤル気満々で、西川監督とも入念に打ち合わせ。初参加となる西川作品に「“今”という空気が強烈に漂い、登場人物たちは無気力になっていない、生命力がある」とその魅力を語り「この夏をこの作品にささげたい」と抱負。初共演の阿部についても「大好きな俳優さん。ご一緒できるのがとても楽しみ」と心躍らせている。

 一方、阿部も親友の子供を男手ひとつで育てる役を演じた「マルモ」から一転、妻に指示されるまま女性を次々にだます悪役に挑む。西川監督は「天性の愛嬌(あいきょう)にひかれた」と起用理由を説明。阿部は「西川監督が脚本・演出ということですから初めてお仕事するけど勝手に信用しちゃってます。同様に松さんも勝手に信頼、尊敬してます」とクランクインを心待ちにしている。

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