佐藤浩市 短髪になった三浦春馬を“しごく”

[ 2011年6月15日 06:00 ]

 俳優の佐藤浩市(50)が、7月からテレビ朝日系列で放送されるドラマ「陽はまた昇る」(木曜後9・00)で、警察学校の鬼教官・遠野一行役を演じる。

 今回の連続ドラマは5月に放送されたスペシャルドラマ「最後の晩餐~刑事・遠野一行と七人の容疑者~」の“その後”を描いたもの。警視庁捜査1課の鬼刑事だった遠野(佐藤)が鬼教官に転身。若い訓練生たちとのぶつかり合いや、それぞれの成長が描かれる。

 撮影は土砂降りの雨の中、訓練生たちがグラウンドを走るシーンからスタート。ファーストシーンを撮り終えた佐藤は「若い子たちの熱さが前面に出て、そういったエネルギーを持つことに対して照れる必要はないんだということが、作品を通して伝わると思います」とアピール。

 生徒役には三浦春馬(21)、池松壮亮(20)、高橋努(32)、南圭介(25)、冨浦智嗣(20)、北村友彦(22)らを起用。三浦が演じるのはこれまで人生をソツなく生きてきた宮田英二役。役作りの一環として短髪となった三浦。気合十分で撮影に臨み「初日から体を張るのが男っぽくていいな、とうれしくなりました。撮影がつらければつらいほど、結束力が強まって映像にも出るんじゃないかな。ワクワクしています」と力強く語った。

 教官と訓練生のぶつかり合いが生み出す物語はこれまで、映画「トップガン」や「愛と青春の旅立ち」などで描かれてきた。今回は警察学校というドラマではあまり扱われることのない舞台。男たちの“胸を打つ人間ドラマ”に期待が高まる。

 男くさいドラマの脇を固める女優陣には、警察学校の初任教養部長役に真矢みき(47)、妻役に斉藤由貴(44)、学校近くのスナックママ役に石野真子(50)、校医役にYOU(46)を起用。妻とともに逃げた犯罪者役にARATA(36)、そのほか六角精児(48)、波岡一喜(32)、橋爪功(69)といった警察ドラマに欠かせない個性派がそろった。

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2011年6月15日のニュース