桜庭ななみ“2人の父”へ贈り物

[ 2011年6月15日 15:03 ]

「最後の忠臣蔵」ブルーレイ&DVD発売記念プレス発表会に登場した杉田成道監督(左)と桜庭ななみ

 女優の桜庭ななみ(18)が15日、都内で行われた「最後の忠臣蔵」ブルーレイ&DVD発売記念プレス発表会に杉田成道監督(67)と出席した。

 同作品で本格的女優デビューを飾った桜庭は第53回ブルーリボン賞新人賞をはじめ数々の新人賞を受賞した。「現場はすごく緊張してたんですけど、(主演の)役所(広司)さんともいろいろ話をさせていただいて、後半は楽しかったです。私の中でも思い入れのある、大好きな作品。よりたくさんの方に見てもらえる日が来たのですごく嬉しい。昨日、お姉ちゃんと見たんですけど、私じゃないみたいって笑ってました」と笑顔を見せた。

 ディスクの特典映像では、桜庭のオーディション風景なども収録されているといい、「映像を見て、よくこの役をやらせてもらえたなって。(自分に)頑張れよ!って思いました」と照れ笑い。

 19日の父の日を前に芸能界での父・杉田監督に「何度も書き直した」という手紙を贈ると、杉田監督も「孫からプレゼントされたような気分。一人の女優が大空に羽ばたいていくような感じがして嬉しい」と感無量の表情だった。

 「父の日」当日については「お母さんから“もうすぐ父の日だね、最近、お父さんのシェーバーが壊れたんだ”っていうメールが来ました。たぶんシェーバーになると思います」。

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