のりピー出演アニメの損害賠償訴訟が和解 内容は非公開

[ 2011年5月31日 18:19 ]

 元女優酒井法子さん(40)が声優を務めた教育用アニメ映画が、有罪が確定した覚せい剤事件の影響で上映できなくなったとして、制作者側が酒井さんと元所属事務所「サンミュージックプロダクション」に計約2100万円の損害賠償を求めた訴訟は31日、東京地裁(村上正敏裁判長)で和解した。

 酒井さんの代理人弁護士は「和解条項は非公開になっている」と述べ、サンミュージックは「話すことはない」としている。

 映画は障害のある子どもと家族がテーマの長編アニメ「大ちゃん、だいすき。」(2007年制作)。酒井さんは子どもの母親役として声の出演をした。

 制作者側は、子ども向け作品として主に全国の公共施設や小中学校で上映していたが、事件後は上映やテレビ放映、DVD化が不可能になったとして賠償を求めていた。

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2011年5月31日のニュース