麻木久仁子を「2ちゃんねる」で中傷 ネット接続業者に開示命令

[ 2011年5月27日 17:51 ]

 タレントの麻木久仁子がインターネットの掲示板「2ちゃんねる」の書き込みで名誉を傷付けられたとして、プロバイダー(接続業者)の浜松ケーブルテレビ(浜松市)に発信者の名前と住所、メールアドレスの開示を求めた訴訟の判決で、静岡地裁浜松支部は27日までに、請求通り開示を命じた。

 判決理由で中野琢郎裁判官は「書き込みの内容は真実ではない。名誉を毀損するのは明らか」と述べた。判決によると、書き込みは1月4日にプロバイダーを経由し掲示板に掲載された。

 麻木は発信者に損害賠償と謝罪広告の掲載を要求するため、情報開示を求めていた。判決は26日付。

 同社は「書き込みが名誉毀損かどうか判断できず裁判所に判断を委ねた。判決に従い控訴はしない」とコメント。麻木の所属事務所は「コメントできない」としている。

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2011年5月27日のニュース