10年度の音楽著作物使用料 1位は「エヴァ」主題歌 

[ 2011年5月24日 18:35 ]

 日本音楽著作権協会(JASRAC)は24日、インターネット配信やカラオケなどで徴収した2010年度の著作物使用料に基づき、作詞家や作曲家など権利者に分配した額が多かった曲のランキングを発表した。

 上位5曲は(1)「残酷な天使のテーゼ」(高橋洋子)(2)「Butterfly」(木村カエラ)(3)「また君に恋してる」(ビリー・バンバン、坂本冬美)(4)「ふたつの唇」(EXILE)(5)「キセキ」(GReeeeN)。

 「残酷な―」はアニメ「新世紀エヴァンゲリオン」の主題歌で、パチンコ・パチスロ機の音楽に使われたほか、カラオケでもよく歌われた。結婚式の定番曲として人気の「Butterfly」は式場で多く使用され、音楽配信などの部門で1位。「また君に―」はカラオケ部門1位だった。

 またJASRACは同日、東日本大震災の復興支援基金を創設し、権利者らに寄付などを呼び掛けることを明らかにした。都倉俊一会長は、自身が作曲した「ペッパー警部」「サウスポー」の通信カラオケでの著作物使用料を9月から1年間寄付するという。

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2011年5月24日のニュース