長門さん通夜 遺影は「いたずらっぽさ一番出ている」

[ 2011年5月24日 06:00 ]

通夜で祭壇に掲げられた長門裕之さんの遺影

 21日に消化管出血のため死去した俳優長門裕之(ながと・ひろゆき、本名加藤晃夫=かとう・あきお)さん(享年77)の通夜が23日、東京都港区の善福寺麻布山会館で営まれ、約400人が弔問に訪れた。

 喪主で弟の俳優津川雅彦(71)ら遺族の「花で包んであげたい」の意向でバラ、ユリなどの白い花約1万本が飾られた。遺影は約1年前に撮影されたもの。人さし指でこちらを指さして笑う1枚。「いたずらっぽさが一番出ている」と遺族が決めた。09年10月に先立った愛妻南田洋子さんのもとへ旅立つ「道中も一緒に」との津川らの計らいで、棺には愛用品のほか南田さんの洋服、写真が納められた。

 法名は「極芸院釋浄晃(ごくげいいんしゃくじょうこう)」。芸を極めて観客を沸かせたという意味を込めた。葬儀・告別式は24日午前9時30分から同所で営まれる。

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