嫉妬する西城秀樹「本当の僕はいい人です」

初の悪役に挑戦する西城秀樹

　歌手の西城秀樹（５５）が３０日、出演ミュージカル「マルグリット」の製作発表に共演の藤原紀香（３９）らと登場した。

　西城は嫉妬に狂うドイツ将軍を演じ、初めての悪役に挑戦する。「２人の愛を引き裂く男を演じるのは心苦しい。本当の僕はいい人です」と苦笑いしつつも、「オットーは多面的な部分もあって深いですね。とにかく音楽がいいので、すべての要素があるので、楽しみにしている」と期待に胸を膨らませた。
　藤原から「（ポスター撮影の）初対面の時は話しかけられない雰囲気だった」と打ち明けられ、「僕は話しかけたかった」と切り返すと、さらに藤原から「セクシー秀樹さんとご一緒できてうれしい」と言われ、「秀樹カンゲキ！」とおなじみのフレーズで返し、会場の笑いを誘った。
　初共演の藤原の印象を聞かれると、「一生懸命さがいい。技術だけじゃなくて、そういうのが気持ちの中に出てくるので、よりよい歌声が響いている。素直に言うと、歌声がキレイ。小泉元首相で言うと、感動した！」と絶賛だった。
　また、今月に入り、急性腸炎のため入院したことが報じられたが、「今はやりのノロウイルスで腸炎になってしまったんですが、今は大丈夫。何でも流行りが好きなので」と回復を報告した。