11階で海老蔵暴行か 西麻布の飲食店を検証

[ 2010年11月30日 13:28 ]

市川海老蔵が殴られた飲食店がある雑居ビルを見上げる警視庁の捜査員ら

 歌舞伎俳優市川海老蔵(32)が顔を殴られて大けがをした事件で、警視庁は30日、現場となった東京都港区西麻布2丁目の雑居ビル内にある飲食店を現場検証した。

 警視庁は29日に、海老蔵への傷害容疑で、都内の男(26)の逮捕状を取っており、行方を捜査。このビルの外階段には11階から下に複数の血痕が見つかっていることから、11階付近が暴行現場だったとみて裏付けを進める。

 捜査関係者によると、海老蔵は25日未明に知り合った数人のグループとトラブルになった。「(ビル内の)6階の店から11階の店に移動して殴られた」などと説明しているが、記憶にあいまいな部分があり、警視庁は関係者からも事情を聴くなどして詳しい状況を調べている。

 海老蔵は警視庁に「酔いつぶれた人を介抱していたら、ほかの男に『仲間が酔いつぶれたのはおまえのせいだ』と因縁をつけられ、いきなり殴られた」と説明している。

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2010年11月30日のニュース