伊映画監督 マリオ・モニチェリ氏が自殺か

[ 2010年11月30日 12:23 ]

 イタリアの映画監督マリオ・モニチェリ氏が29日夜、前立腺の腫瘍で入院中のローマの病院のベランダから落ちて死去した。95歳。国営イタリア放送が報道した。自殺とみられる。

 15年中部ビアレッジョ生まれ。「イタリア式コメディー」と呼ばれる喜劇を中心に60本以上の作品を手掛け、ベルリン国際映画祭監督賞、ベネチア国際映画祭金獅子賞などを受賞。

 代表作(共作を含む)に「いつもの見知らぬ男たち」(58年)「戦争 はだかの兵隊」(59年)「ボッカチオ’70」(62年)などがある。(共同)

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2010年11月30日のニュース