龍馬の次は“旅人”になった福山雅治 アフリカロケで食中毒

[ 2010年11月27日 16:15 ]

海外ロケでの秘話を明かした福山雅治

 歌手で俳優の福山雅治(41)が「NHKスペシャル ホットスポット 最後の楽園」の旅人、ナレーターを担当することとなり、27日にスタジオ収録を行った。

 「元々NHKスペシャルのファンだった。自然ドキュメンタリーシリーズは何らかの形で関わりたいとずっと思ってきた」という福山は、今回の番組のオファーに「やっときたか」と即答したという。

 今回、福山は自らカメラを手にマダガスカル、ブラジルを訪れた。10月中旬から約1カ月の海外ロケで一番辛かったことを聞かれると、マダガスカルで襲われた食中毒を挙げた福山。「1年間、ずっと撮影が続いて、久しぶりの海外でたぶん浮かれていたんでしょう。生の野菜は気をつけろとか、氷とかは使わないほうがいいとか、通常なら分かっているんですけど、結構生ものを食べてました。僕らが弱かったんですよね。体調面でも若干過酷なこともありましたが、今となってはいい思い出」と笑顔で振り返った。

 28日に最終回を迎える「大河ドラマ 龍馬伝」で主人公の坂本龍馬を演じたが、龍馬の誕生日であり、命日でもある11月15日は、撮影のため南アフリカに滞在していたという。「龍馬さんに思いを馳せ、龍馬さんが行けなかった世界を体験させてもらっていますよっていう気持ちでその日を迎えていました」と話した。

 「ホットスポット 最後の楽園」は絶滅の恐れのある珍しい生物が集中している“ホットスポット”6カ所を取り上げ、大自然のドラマと進化の不思議を探求する世界水準の大型自然ドキュメンタリーシリーズ。すでに世界70カ国での放送が決まっているという。

 1月10日放送の「プロローグ 地球・生命の物語」(後7・30)を皮切りに、第1回「マダガスカル」(1月30日後9・00)、第2回「ブラジル」(2月6日後9・00)、第3回「ニュージーランド」、第4回「オーストラリア」、第5回「アフリカ古代湖」、第6回「日本」をオンエア。福山はプロローグ、第1回、第2回、第6回に旅人として登場し、すべての回のナレーションを担当する。

続きを表示

2010年11月27日のニュース