赤字だったサッカーＷ杯　日テレ社長は放送権料高騰を懸念

　サッカー・ワールドカップ（Ｗ杯）南アフリカ大会のテレビ放送で、民放全体の収支が赤字になったことに関して、日本テレビの細川知正社長は２７日の定例会見で「放送権料が高騰し、安定的に多くの方に見てもらうことに支障を来しつつある」と近年の放送権料の高騰に懸念を示した。

　Ｗ杯と五輪の放送権は、ＮＨＫと民放で構成するジャパン・コンソーシアム（ＪＣ）が扱っており、細川社長は「ＮＨＫを含め、対応を話し合う時期に来ている」と述べた。