遠藤憲一、時代劇で名医役も「台本開けたら既に死んでた」

[ 2010年8月24日 19:10 ]

NHK土曜時代劇「桂ちづる診察日録」に出演する(左から)三宅裕司、キムラ緑子、市川由衣、高嶋政伸、遠藤憲一

 NHKの土曜時代劇「桂ちづる診察日録」(9月4日午後7時半スタート)の記者会見が24日、東京・渋谷のNHK放送センターで開かれ、江戸時代後期に開業医として奮闘する千鶴役で主演の市川由衣らが出席した。

 千鶴は名医と評判だった亡き父東湖(遠藤憲一)を尊敬する女医。護身用の柔術も身につけていて、市川は「半年間、毎週道場に通って練習した殺陣のシーンを見てください」と自信たっぷり。
 遠藤は「20代の頭からずっと時代劇やってきて、大半はギラついた役で、9割方殺されてきたと思います。今回は医者の仕事にいちずな男と聞いて、台本を開けてみたら、既に死んでました」と語り、場内爆笑。
 生前の東湖の親友、酔楽先生役の三宅裕司は「遠藤さん(の役)が早く死んじゃったおかげで、過去の説明はすべてわたしが引き受けておりまして、そのせりふの量が多いこと」とぼやき、また爆笑が起きた。

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2010年8月24日のニュース