舘ひろしがドラム披露“嵐を呼ぶ男”復活だ

[ 2010年7月21日 06:00 ]

CMキャラクター発表会でドラム演奏を披露する舘ひろし

 俳優の舘ひろし(60)が20日、都内で行われたキリンビールの新ジャンル商品「キリン 本格<辛口麦>」のCM発表会でドラムパフォーマンスを披露した。

 故石原裕次郎さんの1957年の映画「嵐を呼ぶ男」の同題の主題歌をCM用に「嵐を呼ぶ男 2010」としてリメーク。裕次郎さんの懐かしい映像が流れた後、ドラムを叩きながら♪俺(おい)らはドラマー、やくざなドラマー、俺らがおこれば嵐を呼ぶぜ!オー!イエー!…のおなじみの歌詞を熱唱。「心臓がバクバクした。この20秒間に人生をかけました。70点か80点の出来かな?裕次郎さんも褒めてくれるんじゃないですか?」と額の汗をぬぐった。
 俳優デビュー前の75年、ロックバンド「クールス」を結成し、ボーカルを担当。ギターも弾けるが、芸能生活35年でドラム演奏の生披露は初めて。1週間以上、都内のスタジオにこもり、練習を重ねた。根はロックンローラーだけに、抜群のリズム感で腕を上げた。
 昨年12月には自身初のディナーショーを岐阜・下呂温泉で行い、「音楽の血が騒ぎだした」と語っていた。石原プロの小林正彦専務(74)は「これならディナーショーでドラムも披露できる。全国ツアーをしよう!」。これに対し、舘は「1曲やるのもこんなに大変なのに…」と苦笑いしながらも「時間とお金をいただけるなら…」とジョークで応じた。
 CMは21日から放送。歌声と演奏は同日から携帯配信サイト「テイチクモバイル」で配信される。

続きを表示

2010年7月21日のニュース