「ゲゲゲの女房」効果で観光客増 新記録願い妖怪集結

[ 2010年7月21日 13:28 ]

総決起集会で気勢をあげる着ぐるみの妖怪や市民ら

 妖怪もうれしい悲鳴-。「ゲゲゲの鬼太郎」で知られる漫画家水木しげる氏の出身地、鳥取県境港市で21日、水木しげるロードの年間観光客数の新記録達成を願い、着ぐるみの妖怪や市民らが総決起集会を開いた。

 妖怪像が立ち並ぶ水木しげるロードは、2008年に年間観光客数が約172万人と過去最高を記録。今年は水木氏夫妻をモデルにしたNHK連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」人気もあり、今月18日には例年より1カ月早く100万人を突破した。08年上半期に比べ22%増で、新記録達成に期待が高まっている。
 総決起集会には妖怪の着ぐるみ9体や市民ら約300人が参加。中村勝治市長が「夏休みの増客で200万人も夢ではない。心を一つに頑張ろう」とあいさつ。同市観光協会の桝田知身会長が「国内は何かと元気がない。境港の元気を全国に届けよう」と表明し、全員で気勢を上げた。

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2010年7月21日のニュース