[ 2010年2月13日 06:00 ]

世界最高峰のオーケストラのひとつベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

 そんな樫本が、この2月、ベルリン・フィルでの多忙な活動の合間縫って日本全国のリサイタル・ツアーを行います。プログラムは、彼が子どもの頃から演奏してきたというバッハの無伴奏ソナタ&パルティータ。28日にサントリーホールで予定されている東京公演では、昼・夜2部構成でソナタ3曲、パルティータ3曲の全曲演奏にチャレンジします。

樫本は79年ロンドン生まれの現在30歳。7歳でニューヨークのジュリアード音楽院プレカレッジに入学し、その後ドイツに留学。96年のロン=ティボー国際音楽コンクールで史上最年少優勝を果たして以来、ソリストとして国際的に活躍中です。昨年5月、小澤征爾指揮のベルリン・フィル定期公演にゲスト・コンサートマスターとして招かれ、成功を収めました。その後、師でベルリン・フィルの第1コンマスの経験もあるドイツ・ヴァイオリン界の大御所ライナー・クスマウルの推薦もあってベルリン・フィルのコンマス候補に名乗りを上げ、内定を取り付けました。直後の昨年6月28日の記事でコンシェルジェがこの嬉しいニュースを取り上げています。(バックナンバー参照:第65回・ベルリン・フィル第1コンサートマスターに内定した樫本大進)。

続きを表示

2010年2月13日のニュース