市川右近“3度目の正直”ついにパパに!

[ 2010年2月13日 06:00 ]

4月に第1子が誕生することになった市川右近。笑顔で喜びを語る

 歌舞伎俳優の市川右近(46)に第1子が誕生予定であることが12日、分かった。明子夫人(37)が妊娠8カ月で、予定日は4月6日。結婚3度目での待望の二世に「妻が安定期に入るまではドキドキで、うれしさを小出しにしてました」と笑顔で話した。検査で「男の子の可能性が高い」といい、「歌舞伎の道に進んでほしい」と親子共演を夢見ている。

 夫人の妊娠が判明したのは昨年10月。すぐに師匠の市川猿之助(70)に報告。猿之助も一番弟子の吉報に大喜びで、スーパー歌舞伎の名演目「ヤマトタケル」にちなみ「男だったら名前は“タケル”ですね」と名付け親に名乗りを上げたというが、右近は「本名が武田なので、武田タケルはちょっと…」と困り顔だ。
 明子夫人とは06年12月に婚姻届を提出。その直後、猿之助から「おめでとう そして こんにちは赤ちゃん」と書かれた色紙を贈られた。色紙は自宅に飾り、日々眺めて励みとしたという。
 4月1日からは新橋演舞場で猿之助演出による歌舞伎「四谷怪談忠臣蔵」の1カ月公演。予定日も昼夜2回公演で「出産には立ち会えそうにないですね」と残念そう。明子夫人は「初日公演は見る」と話しているといい、「客席で産気付いたら困る。でも自宅より演舞場の方が出産予定の病院に近いからいいかも」と笑った。「四谷…」は猿之助の当たり演目でもあり、右近にとって一生忘れられない4月となりそうだ。

 ◆市川 右近(いちかわ・うこん)本名武田右近。1963年(昭38)11月26日、大阪府生まれ。父は日本舞踊・飛鳥流家元の飛鳥峯王。75年、三代目市川猿之助に弟子入り。87年に慶大法学部卒業。91年に元モデルと結婚、離婚。99年に元客室乗務員と再婚も02年に離婚。今秋放送予定のTBS開局60周年ドラマ「JAPANESE AMERICANS」にも出演。

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2010年2月13日のニュース