自ら志願!「EXILE」が紅白トップバッター

[ 2009年12月21日 06:00 ]

 大みそかの「第60回NHK紅白歌合戦」(後7・15~11・45)の曲目が20日、東京・渋谷の同局で発表された。今年の日本レコード大賞最有力候補のEXILEは現メンバー14人での“デビュー曲”である「Someday」に決定。大トリ候補ながらあえて新人枠のトップバッターを務める。大トリは「世界に一つだけの花」を歌うSMAPが有力だ。

 紅白を担当する井上啓輔チーフ・プロデューサーはこの日、EXILEの歌唱曲が「Someday」になった理由について「この曲で(紅白全体のテーマである“うたの力”の)メッセージを届けられるという意味です」と説明。オープニングにふさわしい歌であることを強調した。
 EXILEは今年の日本レコード大賞で連覇が確実視され、11月に行われた天皇陛下の即位20年を祝う「国民祭典」で奉祝曲を歌ったトップスター。紅白関係者によると、SMAP、北島三郎らとともに大トリの候補だったが、EXILEサイドから「トップバッターという斬新なアイデアが出てきた」という。
 今年からメンバーを14人に倍増させた中、新人の時のようなフレッシュな気持ちで紅白に出たいという思いの表れだ。
 トップバッターは番組最低視聴率となる20%台が当たり前。そんな中、昨年に浜崎あゆみ(31)が31・8%を記録した。番組関係者によると、EXILEも「紅白のためにどこまで数字を底上げできるか挑んでみたいというチャレンジ精神があるようだ」という。

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2009年12月21日のニュース