鳥人最高!紳助「笑い飯に優勝してほしかった」

[ 2009年12月21日 09:16 ]

 M-1終了後、大会委員長の島田紳助が今大会を振り返った。

 笑い飯には感動した。「鳥人(とりじん)」はすばらしかった。M-1終了後、楽屋で届いたメールを見たら「笑い飯、最高」「鳥人すごかった」というものばかりだった。でも(M-1は)“競技”だから、勝ったのはこっち(パンクブーブー)。体操競技で言うなら、着地まで完ぺきだった。ノンスタイルはキレがイマイチだった。彼らは今年多忙だった。M-1一本でやっているコンビは練習量が違う。
 僕も松本(人志)も笑い飯に優勝してほしかった。機械じゃなくて心があるから。でも「あいつらは最後に絶対スベるやろう」と思ってたらやっぱりだった。笑い飯は長打を2本続けて打てないタイプ。規約としては来年も出場可能で、本人たちも出る気でしょうが、ダメでしょう。ただ、実力はすごい。
 パンブーは10本やったらきっと全部おもしろい。決勝前に(審査員では)「パンブーが本命」という声もあった。さっそく「行列のできる法律相談所」のプロデューサーから電話がかかってきて出演が決まった。
 M-1王者として成功しているチュートリアルとブラックマヨネーズはM-1の後、バラエティー番組でフリートークでヒットを打ち続けている。同じように漫才以外の腕を磨いてほしい。

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2009年12月21日のニュース