一緒に水泳…小百合 のりピーに「立ち直って」

[ 2009年11月10日 06:00 ]

「おとうと」の完成を笑顔で報告する山田洋次監督、笑福亭鶴瓶、吉永小百合、蒼井優(左から)

 執行猶予付きの判決を受けた酒井被告に、芸能界の大先輩である女優の吉永小百合(64)は9日、「心配していました。立ち直ってほしい」とエールを送った。

 仕事の接点こそなかったものの「10年以上も前、スポーツジムで一緒に水泳を習っていました。凄く素敵な女性で…」と、思いがけない事件に心を痛めていたことを告白。健康状態についても気遣いを見せ「早く元気になって」と願いを込めた。
 この日は都内のホテルで行われた主演映画「おとうと」(監督山田洋次)の完成報告会見に出席。東京で暮らす姉(吉永)と大阪で問題ばかりを起こしてきた弟(笑福亭鶴瓶=57)の再会と別れを通して、家族の絆(きずな)を描いた作品。小百合は「こんな弟がいたら、どんなふうに受け止めるのか。自分のことを思いながら演じた。私にとっても大切な作品になりました」と笑顔をみせた。
 2カ月で15キロ減量して撮影に臨んだ鶴瓶は「“もうやせないで”と吉永さんが大根スープを作って持ってきてくれました」とうれしそうに秘話を披露。吉永の娘役を演じた蒼井優(24)も「夢のような現場でした」と吉永との共演に感激していた。来年1月30日公開。

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2009年11月10日のニュース