傍聴券倍率は144倍、前回横行の不正は厳格化

[ 2009年11月10日 06:00 ]

傍聴券の整理券のリストバンドは簡単に取れないように、前回と結び方が変わった

 判決公判の21枚の一般傍聴券を求めて、3030人の傍聴希望者が抽選会場の日比谷公園に集まった。

 倍率は約144倍。午前8時からリストバンド型の整理券が配布され、締め切り時刻の同9時半には約200メートルの列ができた。歴代2位の6615人が並んだ10月26日の初公判では、監視の甘さや不備などから1人で複数の整理券を入手する者が続出。今回はリストバンドを巻く腕を左手に限定、簡単に外せないようシールの留め方を工夫するなど改善し不正の横行を防いだ。

続きを表示

2009年11月10日のニュース