山田監督が京都で恋物語 立命館大と松竹が映画共作

[ 2009年10月14日 20:58 ]

 立命館大と松竹は14日、松竹京都撮影所(京都市右京区)で、山田洋次監督の映画「京都太秦恋物語」の製作発表記者会見を行った。両者にとって初の共同製作映画で、来春以降、公開される。

 立命館大が2007年に映像学部を創設して以来、京都を中心とした映画産業の発展を目指して松竹や京都府と進めてきたプロジェクトの一環。

 会見で、同大学の客員教授も務める山田監督は「クランクインのとき、これまでと違う緊張と興奮があった。この映画を通じて日本映画に貢献したい」と話した。
 監督助手を務める3年生の古寺綾香さん(21)は「いろんな人の思いをしっかりかみしめて、良い作品にしたい」と、感極まって涙を流した。

 作品は、撮影所近くの商店街を舞台に、海老瀬はなさんや人気グループEXILEのUSAさんらが演じる男女3人が繰り広げるラブロマンス。9月下旬から撮影を始めている。

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2009年10月14日のニュース