大人の雰囲気で…大月みやこ“恒例”秋のコンサート

[ 2009年10月14日 19:02 ]

アルマーニのドレスを着て歌う大月みやこ

 新曲「儚な川」が好調な演歌歌手・大月みやこ(63)が14日、東京・日本橋の三越劇場で昼夜2回のコンサートを開いた。毎年秋の恒例。これまでは銀座の博品館劇場で行ってきたが、今回は10年ほど前に出演したことのある思い入れのある同劇場に変えた。「いつものホールコンサートとは違った空気を皆さんに味わっていただきたい。リラックスできて、自分も楽しませてもらえるコンサートなので、今年も皆さんに楽しんでいただきたいと思います」と大月。

 512席の会場は、昼夜ともに満席。「今年は新人歌手時代に戻ったみたいで、ドキドキしたり、落ち込んだり、私のカレンダーは波瀾万丈でした。私は歌うことが大好きです。そして、今年の秋もまたこうして大好きな歌を歌えることの喜びを噛みしめています」とあいさつ。
 新調したジョルジオ・アルマーニの黒いドレス姿も初お披露目しながらアコースティック編成のバンドで新曲をはじめ、オリジナルのヒット曲から「白い海峡」「女の駅」「女の港」、作詞家・星野哲郎作品から「夫婦坂」「みだれ髪」「風雪ながれ旅」、ハープとウッドベースの2台の楽器をバックに「浜辺の唄」「宵待草」「テネシーワルツ」など全25曲を熱唱。
 また、今回の目玉コーナーとして作家・五木寛之さんが同公演のために、桟橋、海峡、駅をテーマに書き下ろしたエッセーを大月自らが朗読しながら「ふたりの海峡」「冬の旅」「薄墨の桜」を歌い、大人の雰囲気いっぱいのおしゃれでアットホームな楽しいステージで満員のファンを魅了した。

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2009年10月14日のニュース