第2の藤原竜也を探せ!「身毒丸」再演決定

[ 2009年10月14日 06:00 ]

1997年「身毒丸オーディション」で優勝し、蜷川幸雄氏(右)から賞金を手渡される藤原竜也

 藤原竜也(27)のデビュー作で、蜷川幸雄氏(73)演出の舞台「身毒丸(しんとくまる)」が2011年に再演されることになり、主演俳優のオーディションが行われる。グランプリには同舞台のほか、フジテレビドラマの出演、男性ファッション誌「smart」のモデル、芸能事務所「ホリプロ」との専属契約など、幅広い活躍の場が約束される。

 同舞台は95年に初演。当時アイドル的存在だった武田真治(36)が美少年「身毒丸」を演じ、蜷川氏が鍛えた。97年の再演の際に主役オーディションが行われ、5537人の中から選ばれたのが藤原だ。
 当時14歳の藤原は芸能界とは全く無縁で、たまたま遊びに来ていた東京・池袋でチラシを受け取り応募。“鬼演出家”と恐れられていた蜷川氏の要求を次々とこなし“20世紀のシンデレラボーイ”となった。
 ホリプロは創業50周年事業の一環としてオーディションを主催し、「藤原竜也を超える存在を発掘したい」と力を入れる。前回に続き審査員を務める蜷川氏は「新しい“身毒丸”をつくるために、初々しい、新鮮な少年を探しています。藤原くんはダメ出しをすると、どんどん上手になりました。そんな少年を求めています」と話している。
 藤原も“後輩”に興味津々。「蜷川さんの愛を受け入れ、厳しいダメ出しをクリアし、強烈な芝居をつくり上げてください」と、“21世紀のシンデレラボーイ”に注目している。

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2009年10月14日のニュース