田原俊彦　目を真っ赤にしながら「グイグイいってしまうわ」

「やまなし大使」に任命され甲州ワインで祝う田原俊彦

　歌手で俳優の田原俊彦（４８）が１日、出身の山梨が開催するキャンペーン「ビタミンやまなし」の大使に委嘱され、東京日本橋にある山梨県のアンテナショップに登場した。

　「コンニンチ！」と元気よく登場した田原は今年、デビュー３０周年。同じ山梨出身のソムリエ五味丈美さんから記念して名前の刺しゅう入りソムリエエプロンとナイフをプレゼントされると「凄い。うれしい」と歓喜の声を上げたが、ソムリエ体験で国産ワインコンクール受賞の甲州ワインを開ける姿はぎこちなく「指を切りそうで怖い」と悲鳴。
　それでも５分ほどかかってコルクを開けて乾杯すると「おいしい。甘い。グイグイいってしまうわ」とご満悦。３種類のワインをグラスで３杯をあけるころには「やばいよ。お酒弱いのよ～」と目が真っ赤になっていた。
　しかし、山梨県観光部から「やまなし大使」に就任される時にはさすがに真面目な表情で「おふくろが喜ぶわ～」と親孝行な一面も。横須賀生まれで父親の死後、甲府に移り住んだという田原は「家族も住んでいるし、毎年、おやじの墓参りなど年２、３回は甲府に帰ります。これからしっかり山梨を盛り上げて行きます」と抱負。最後は山梨県産ミネラルウォーターをグラス２杯がぶ飲みして「３０年の節目に久しぶりに大役をいただいた」と“大使”らしくＰＲすることも忘れなかった。