宮崎あおい 宇宙の若田さんと“共演”

[ 2009年9月10日 06:00 ]

 女優の宮崎あおい(23)と宇宙飛行士の若田光一(36)さんが“共演”したオリンパスのCM「キボウ篇」と「この星に生きている篇」が、12日限定でテレビ放映される。

 若田さんは3月から7月まで国際宇宙ステーションに長期滞在。その間、「きぼう」日本実験棟からオリンパスのデジタル一眼レフカメラ「E―3」で撮影した映像が使われている。日本人宇宙飛行士が撮影・出演する初のCMだ。オリンパスが会社創立90周年記念事業として取り組んでいる「オリンパス・スペース・プロジェクト」の一環として実現したもの。
 CMは「この星を、もう一度見つけよう。」をコンセプトに、普段何げなく生きている地球を、もう一度“見つける”ことで、かけがえのない地球と環境を見つめ直そうというメッセージになっている。
 「キボウ篇」(30秒)では、宇宙ステーション内にいる若田さんが地球を、地上にいる宮崎が空を見つめる姿を通して「この星を、もう一度見つけよう。」というメッセージを発信。「この星に生きている篇」(60秒)では、食事をしたり歯磨きをしたり…地上の宮??の何げない日常風景と若田さんの宇宙での日常の風景が描かれ、やはり地球の大切さを訴える内容になっている。
 完成したCMを見た宮崎は「日々感じる小さな幸せをこれからも感じられるように、未来の自分たちのために何ができるかを想像してワクワクする、そんな素敵なCMができました」と満足げだった。
 CMは、現在開催されている写真展「Eyes to the Earth~宇宙と大地から~」(東京・丸の内オアゾ・OO広場で、14日まで)と同社ウェブサイトでも見ることができる。

続きを表示

2009年9月10日のニュース