「犯人扱いで仕事失った」前田五郎が吉本提訴へ

[ 2009年9月10日 11:35 ]

 吉本興業所属の漫才師中田カウス(60)宅に脅迫文が送られた事件に絡み、漫才師の前田五郎(67)が「犯人扱いされて仕事を奪われた」として、同社と子会社のよしもとクリエイティブ・エージェンシーなどを相手取り、近く損害賠償を求める訴訟を大阪地裁に起こすことが10日、前田の代理人弁護士への取材で分かった。

 請求額は慰謝料など約7000万~1億円に上る見込み。
 5月下旬、前田が脅迫文にかかわった疑いがあると一部で報道され、吉本興業が前田の芸能活動の休止を発表した。前田の代理人弁護士は「こちら側の独自の筆跡鑑定で脅迫文の文字は別人との結果が出た。名誉回復と仕事復帰について話し合いを求めたが、受け付けてもらえなかった」と話している。
 タレントのマネジメントなどを行うよしもとクリエイティブ・エージェンシーは「記事を通しての情報しかなく、コメントできない」としている。

続きを表示

2009年9月10日のニュース