酒井容疑者立件は可能?奄美大島、勝浦での夫との動向を洗え

[ 2009年8月21日 07:48 ]

 警視庁は20日までに、尿検査で覚せい剤の陽性反応が出ていることなどから、高相祐一容疑者(41)を覚せい剤取締法違反(使用)の疑いで追送検した。尿の薬物反応は2週間で消えてしまうため、捜査関係者は逮捕前の数日中に使ったとみている。

 夫婦は7月20日から30日まで奄美大島へ旅行し、今月1日には千葉県勝浦市の別荘近くの海岸で夫婦そろっているところを目撃された。別荘内からは覚せい剤や吸飲器具が押収されている。
 酒井容疑者は「10回くらい覚せい剤を使った」と供述しているが、尿検査で陽性反応は出なかった。使用での立件には時期の特定が必要だが、陽性反応が出た毛髪鑑定では困難とされる。6日間の逃亡中に髪の毛を切ったとの情報もある。
 警視庁は酒井容疑者が高相容疑者と同時期に使ったことが裏付けられれば、使用での立件は可能とみて、高相容疑者の供述と突き合わせるなど、逃亡前の動向を詳しく調べている。

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2009年8月21日のニュース