酒井法子 山梨県にいる?4日に1度発信…

[ 2009年8月6日 06:00 ]

失踪した酒井法子さんに関する情報提供を呼び掛けるビラ

 夫の逮捕後行方不明になり、捜索願が出されたタレント酒井法子(38)の携帯電話の電波が4日夕、山梨県内で途切れていたことが5日、警視庁への取材で分かった。警視庁は山梨県内にいる可能性があるとみて、関係先に連絡するなどして捜している。また、3日に夫の高相(たかそう)祐一容疑者(41)が覚せい剤所持で現行犯逮捕された際、現場には酒井もおり、泣き崩れていたという。

 警視庁は、4日午後1時半すぎに捜索願が出てから、酒井の携帯電話の電波の発信源を追っていた。その結果、同日午後3時に、都内の自宅から約120キロ離れた山梨県内の身延山付近で電波が途絶えた。身延町からは4日に1度だけ発信もあった。所属事務所「サンミュージック」の相澤正久社長(60)は同6時に会見した際に「携帯電話に電話をすると呼び出し音も鳴らずに留守電になる」と説明しており、圏外に入ったか、電源を切ったとみられる。電池が切れ、充電できない可能性もある。
 山梨県警南部署は付近に知人がいる可能性もあるとみて県内のタクシー会社や旅館、観光センターなどに酒井の特徴などを記した文書を配り、目撃情報を求めた。これまで身延町北部の波木井で目撃情報などが寄せられたというが、確認には至っていない。
 同県甲斐市(当時は中巨摩郡竜王町)には89年5月に交通事故で亡くなった父、三根城(みねぎ)さん(享年49)が住んでいた。身延山からは約50キロ。同市内には知人も多いようで、親類という女性は「昨年、(身内の)葬儀に来ていたが、今回は来たとは聞いていない」と語った。
 相澤社長は「土地勘があるから行ったのかもしれない」との見方も示したが、親族や事務所スタッフは現地には向かわず「警察にすべてお任せして、ただただ無事を祈っています」と話した。

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2009年8月6日のニュース