台湾が、中国が、韓国が…失跡のりピーを“心配”

[ 2009年8月6日 06:00 ]

高相祐一容疑者の父親・高相次郎氏が出したお詫びの文章

 酒井法子の失跡は、判明から一夜明けた5日、かつて人気を集めた香港や台湾のメディアも大々的に報じた。衝撃は海外まで広がっている。一方、高相祐一容疑者(41)の父親で、東京・南青山でスキー関連用品店「スキーショップジロー」を経営する高相次郎氏は同日、謝罪のコメントを出した。

 酒井は90年代、台湾や香港でも精力的に公演し、出演したドラマ「ひとつ屋根の下」「星の金貨」が現地でも放送されるなどアジア圏で絶大な人気を誇った。現地の各メディアは日本の報道を受け、失跡したことを一斉に伝えた。
 中国の人民日報(電子版)は写真付きで、捜索願が出されたことなどを報道。重慶日報は、失跡の原因について「高相容疑者との不仲」や「ストレス」など独自の推測を展開。中国のネット上では「酒井法子が中国に起こした旋風は言葉では表現できない」などの書き込みがあるという。
  韓国の中央日報も「酒井法子さんの失跡に日本列島が“衝撃”」と報道。韓国のポータルサイトでは「酒井法子失跡」が検索ランキングの上位に浮上するなど、高い関心を集めている。
 一方、「スキーショップジロー」にはこの日も報道陣が殺到し、同店の店員は「お詫(わ)び」と題した次郎氏名義の文書を配布。文書では「私の息子、祐一が不祥事を起こし関係者の皆様をはじめ多くの方々に大変ご迷惑をお掛け致しましたことに対し心より深くお詫び申し上げます」と謝罪。「息子には再度、厳しく鞭撻(べんたつ)し1日も早く更正し、支えていただいた方々に恩返しできるように指導致す所存」としている。
 同店は1968年に創業し、スキーやスノーボード用品を扱う老舗。南青山に系列店も含め3店のほか、神戸市と長野・軽井沢にも店舗を展開し、スキーヤーらに人気がある。高相容疑者は次郎氏の長男で、自身も経営にかかわっていた。

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2009年8月6日のニュース