「レット・イット・ビー」プロデューサーに有罪評決

[ 2009年4月14日 12:49 ]

 ビートルズのアルバム「レット・イット・ビー」などを手掛けた有名音楽プロデューサーで、女優を射殺したとして第二級殺人罪に問われたフィル・スペクター被告(69)に、米ロサンゼルス郡地裁陪審は13日、有罪評決を下した。

 AP通信によると、量刑言い渡しは5月29日。最高で終身刑が科される可能性がある。
 スペクター被告は2003年、知り合ったばかりの女優ラナ・クラークソンさん=当時(41)=をロサンゼルスの自宅に招いた後、クラークソンさんとトラブルになり銃で射殺したとして逮捕された。公判ではクラークソンさんが自殺したと主張していた。
 公判は07年に1度結審したが、陪審が評決に達せず、やり直された。スペクター被告は「ウォール・オブ・サウンド」と呼ばれる独特な音づくりで、1960年代から70年代にかけて数々のヒット曲を生み、故ジョン・レノンさんらに影響を与えた。

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2009年4月14日のニュース