白羽ゆり 宝塚ラストステージに涙の別れ

[ 2009年4月14日 06:00 ]

宝塚大劇場ラストステージを踏んだ白羽ゆり

 宝塚歌劇団雪組「ZORRO 仮面のメサイア/風の錦絵」が13日、宝塚大劇場公演の千秋楽を迎え、5月31日付で退団する同組娘役トップの白羽ゆりが、本拠地ラストステージを踏んだ。

 本公演後に開かれたサヨナラショーでは、娘役トップ就任後初めて演じた、頭に船の模型を乗せた姿のマリー・アントワネットを再現。当時、自分で調べた史実に基づいて演出家に作ってもらったという巨大な模型の復活に、ファンはわいた。
 ラストはタカラジェンヌの正装・紋付きと緑のはかまで最後の大階段。「とうとうこの日が来てしまいました…。拍手がうれしく、だからこそ胸が苦しくて、やっぱり寂しい」と涙を流した。
 恒例の花のみちパレードには約2000人が集結。別れを惜しんだ。
 白羽は15、16日に宝塚ホテルでミュージックサロン「SWAN」を開催後、5月1日から本演目の東京公演に出演。

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2009年4月14日のニュース