“ゲイ”の市村正親「女装してもパパ実感」

[ 2008年12月5日 17:34 ]

ミュージカルでゲイのカップルを演じる市村正親(右)と鹿賀丈史

 俳優市村正親と鹿賀丈史出演のミュージカル「ラ・カージュ オ・フォール」の最終舞台けいこが5日、東京・日生劇場で行われ、市村はピンクのドレスの女装で登場した。

 作品はゲイクラブのオーナー(鹿賀)と、クラブの看板スター(市村)らの家族愛を描いたコメディー。市村は1993年から出演し、9年ぶりの復活公演となった今回を最後に役から退くことを表明している。
 物語では、オーナーの息子を本当の母親のように愛情を注いで育てるという役柄の市村だが、実生活でも今年5月、妻の篠原涼子との間に男児が誕生。「まだ半年しか育ててないけど、子どもがいなかったころより(演じてみて)今までにない実感があります」と幸せそうに語り、女装なのにすっかりパパの顔に戻っていた。

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2008年12月5日のニュース