小雪が母親役 炭鉱町舞台に昭和30年代再現

[ 2008年10月16日 11:41 ]

 昭和の炭鉱町を舞台に、住民たちの交流を描いた映画「信さん」の撮影の様子が16日、ロケ地で旧産炭地の福岡県志免町で報道陣に公開された。主演の小雪が心優しい母親役を好演、同町の住民もエキストラで参加した。

 映画は、離婚を機に東京から九州の炭鉱町に帰ってきた女性(小雪)とその息子が、親元を離れて暮らす不良少年の「信さん」と親交を深めていく物語。映画の平山秀幸監督は北九州市出身。
 この日は、昭和30年代の面影を残した商店街の一画でロケが行われた。炭坑で落盤事故が発生し、小雪が営む洋品店から、驚きの表情で飛び出してくるシーンなどを撮影した。ロケはほかにも、山口県下関市や熊本県荒尾市、長崎市の池島などで行われる。映画は2009年秋に公開予定。

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2008年10月16日のニュース