オバマ氏にグラミー賞最優秀朗読賞

[ 2008年2月11日 17:36 ]

 10日発表された第50回グラミー賞で、黒人初の米大統領を目指す民主党のオバマ上院議員が、政策論をまとめた著書「合衆国再生―大いなる希望を抱いて」の朗読アルバムで最優秀朗読アルバム賞を受賞した。

 オバマ氏は2006年にも自伝の朗読アルバムで同賞を獲得しているが、今回の受賞は米大統領選の民主党候補指名争いの最中。ライバルのヒラリー・クリントン上院議員の夫で、最近の選挙戦で繰り返し批判を受けた“因縁”のクリントン前大統領ら有力候補者を押しのけての栄誉となった。
 そのクリントン前大統領は05年に自伝で最優秀朗読アルバム賞を受賞。クリントン上院議員もファーストレディー時代の1997年に同賞に輝いている。(共同)

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2008年2月11日のニュース