内山理名 10年目で初の“難病役”

[ 2008年2月11日 06:00 ]

 女優の内山理名(26)が、テレビ東京のスペシャルドラマ「三十万人からの奇跡~二度目のハッピーバースディ~」(3月26日後9・00)で、骨髄移植推進財団(日本骨髄バンク)を設立した実在の女性を演じる。

 慢性骨髄性白血病で余命数カ月と宣告されたが骨髄移植に成功し、91年に日本骨髄バンクを設立した大谷貴子さん(46)の著書「生きてるってシアワセ!」(スターツ出版)が原作。病気に苦しみながらも明るさを失わず、骨髄バンク設立に向けて奮闘する姿を描く。

 内山はデビュー10周年を迎えたが、難病と闘う役は初めて。闘病シーンでは特殊メークを施し、過酷な抗がん剤治療で髪が抜ける様子も演じる。

 ドラマ化決定後には、大谷さんから「楽しみにしています」というメールが届いたといい「大谷さんは強くて尊敬できる女性。病気の中でも笑っていようとする明るさや強さは本当にすてきだと思いました。精いっぱい頑張っていい作品にしたい」と意欲十分。8日から撮影が始まり「たくさんの方にみていただき、骨髄バンクのことを知っていただきたい」と話している。

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2008年2月11日のニュース