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世界5階級制覇レジェンドが激闘に散る…ドネアが堤聖也に判定負け 今後について「日本でも試合がしたい」

[ 2025年12月17日 22:54 ]

WBA世界バンタム級タイトルマッチ   正規王者・堤聖也(角海老宝石)<12回戦>暫定王者 ノニト・ドネア(フィリピン) ( 2025年12月17日    東京・両国国技館 )

<WBA世界バンタム級TM 堤聖也・ノニト・ドネア>左を振るドネア(撮影・長久保 豊)
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 WBA世界バンタム級暫定王者ノニト・ドネア(43=フィリピン)が団体内王座統一戦でWBA世界バンタム級王者の堤聖也(29=角海老宝石)にスプリット判定負け。世界5階級制覇の“レジェンド”はWBAバンタム級統一を逃した。

 「心から楽しいリングに上がっている喜びを大事にしたい」

 世界5階級制覇の“レジェンド”は日本の地で激闘の末に散った。序盤から冷静に戦いながら“伝家の宝刀”である左フックを振っていくドネア。2R終盤に堤に当たると会場からどよめきが起こった。4R終了間際に右のショートが堤の顔面を捉えて、グラつかせた。5Rも強烈なパンチが何発も浴びせて、一気に流れを掴んだ。

 しかし流れが変わり始めた。7R以降は堤の接近戦に苦戦。10Rにはロープを背負って、グラつく場面もあった。12Rにもグラついて、グローブがリングに着きそうになる場面があったが12ラウンドを戦い抜いた。判定は1人のジャッジが116―112でドネア、2人のジャッジが115―113、117―111と堤。後半逆転を許す形となる判定1―2のスプリット判定負けを喫した。

 試合後、頭に包帯を巻いて会見場に現れたドネア。「全てを出し切って戦った。勝ってもおかしくなかったけど、堤チャンピオンに“おめでとう”を言いたい。自分のパフォーマンスにも誇りを持っている」と総括した。

 頭の包帯は「ケガじゃない。カットしたけど縫合していないので包帯を巻いているだけ」と説明した。

 今後については「リングに戻りたい気持ちもあるが、今は家族とリラックスしたい。もちろん今後も日本でも試合がしたい。全てにおいて決断下すのは、女王である彼女(レイチェル夫人)なので、歴史作りたいとかじゃなく、心から楽しいリングに上がっている喜びを大事にしたい」と語った。

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