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堤聖也「心の中で“頑張れっ俺”と」「自分の心に持つピストルを信じて」勝利インタに反響「感動した」

[ 2025年12月17日 22:26 ]

WBA世界バンタム級タイトルマッチ   王者・堤聖也(角海老宝石)<12回戦>暫定王者 ノニト・ドネア(フィリピン) ( 2025年12月17日    東京・両国国技館 )

<WBA世界バンダム級タイトルマッチ12回戦 堤聖也vsノニト・ドネア>死闘の末防衛に成功し、声援に応える堤(撮影・松永 柊斗)
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 WBA世界バンタム級王者の堤聖也(29=角海老宝石)が団体内王座統一戦で同級暫定王者ノニト・ドネア(43=フィリピン)を死闘12回判定2―1で破り、2度目の防衛に成功した。目の手術により約10カ月ぶりとなったリングで暫定王座を吸収し、プロデビューから16戦無敗(13勝3分け)とした。

 大逆転判定勝ち。代名詞の激闘でレジェンドに勝利した第一声は「ギリギリでしたね…皆さんご心配をおかけしました」だった。

 さらに「ドネア選手、めちゃくちゃ強かったです。左フック、めっちゃ強かったです!これがレジェンドのパンチか、と。楽しむ余裕はなかったですけど、終わってみれば楽しかった気もします」とドネアを心から称賛。序盤のピンチには、心の中で「“頑張れっ”“頑張れっ”“頑張れっオレ”ってずっと自分に言い聞かせながら頑張りました」と明かした。

 リング上での最後のあいさつは「今、ボクシング界は凄いスターぞろいだと思ってるんですけど、そういう選手と比べたら目立った強さがありません。一発で倒すパンチもありませんし、見栄えのいいスピードもありません。テクニックもディフェンスもそんなさえてるものはないんですけど、だけど僕はそれでも…積み重ねてきたもので今世界で戦っています。積み重ねてきた自分を信じて、自分の心に持つピストルを信じて、もっともっと強い存在で強いボクサーでありたいと思います」と16戦無敗(13勝3分け)の世界チャンピオンとは思えない言葉で締めた。

 この堤らしい言葉の数々にファンから「感動した!」「謙虚すぎです。ドネア討ちおめでとうございます!」「チャンピオンの中のチャンピオンです」「心に持つピストル…マジ最高」「こういう男が強いんだよな」「不屈の男!不死鳥・堤」などのコメントがSNS上などにあふれた。

 ◇堤 聖也(つつみ・せいや)1995年(平7)12月24日生まれ、熊本市出身の29歳。中2でボクシングを始め、九州学院高では高校選抜で優勝。平成国際大を経て、18年にプロデビュー。22年6月に日本バンタム級王座を獲得し、4度の防衛に成功。23年12月、井上尚弥の4団体統一を記念して開催された同級タイトルマッチ「モンスタートーナメント」で優勝した。24年10月13日、井上拓真を12回判定で破り初の世界王座を獲得。身長1メートル66、リーチ1メートル64のスイッチヒッター。

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